ウィンドウズのシステム障害、LAの病院にも影響(7/22)

【ロサンゼルス22日】サイバーセキュリティ会社「Crowdstrike」のシステムアップデートの欠陥が原因で、18日に起きたマイクロソフト・ウィンドウズの世界的なソフトウェア障害が、南カリフォルニアの病院などにも影響を及ぼし、病院によってはバックアップシステムに切り替えたり、患者に必要な治療を提供するための緊急対応に乗り出した。

 ロサンゼルス、オレンジ、サンバナディーノ郡で11の病院を運営するプロビデンス・ヘルス&サービスは、ITチームを派遣し、カルテシステムの機能回復に夜通し取り組んだ。

 南カリフォルニアで16の病院と197の診療所を運営するカイザー・パーマネンテでも、一部のソフトウェアシステムが影響を受けた。南カリフォルニア地域のカイザー・パーマネンテのスポークスマン、テリー・カナクリ氏によれば、同社は19日の早い段階で問題を解決するための作業を開始し、場合によってはバックアップ・システムに切り替えた。

 ロサンゼルスのシーダーズ・サイナイ・メディカル・センターも、施設をオープンさせながら大規模な停電に対処した。

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