シンディ・ローパーさんがチャイニーズ・シアターに手形刻む 10月からフェアウェルツアー(6/4)

【ロサンゼルス4日】シンガーソングライターのシンディ・ローパーさん(70)が4日、TCLチャイニーズ・シアターの外で手形と足形をとるセレモニーに参加。80年代の音楽シーンで君臨し、唯一無二のルックスとサウンドを作り上げたローパーさんのキャリアがたたえられた。

 セレモニーは、ブルックリン生まれのポップスター、ローパーさんを追ったドキュメンタリー『Let The Canary Sing』のプレミア上映と同日に行われた。この長編ドキュメンタリーは、ローパーさんがスターダムにのし上がるまでの軌跡、進化し続ける彼女のパンク・スタイル、そして世代を超えた彼女の音楽的影響を描いている。

 ローパーさんといえば、究極のガールズ・アンセム「Girls Just Wanna Have Fun」や、コロコロ変わる髪の色で知られるかもしれないが、40年にわたる音楽キャリアにおける彼女の功績は幅広く、印象的。セレモニーに参加した歌手仲間のシェールさんは、ローパーさんを「非常に才能がある天才的なシンガー」とたたえた。

 ローパーさんの1983年のアルバム『She’s So Unusual』は、ビルボード・ホット100で4曲のトップ5ヒットを達成した女性アーティスト初のデビュー・アルバムとなった。ヒット曲には、”Time After Time”、”She Bop”、”All Through the Night”、”Girls Just Want to Have Fun “が含まれる。これがきっかけとなり、1985年のグラミー賞で最優秀新人賞を受賞した。

 1983年以来、ローパーさんは11枚のスタジオ・アルバムをリリースし、世界中で5,000万枚以上のレコードを売り上げている。グラミー賞、エミー賞、トニー賞、MTVビデオ・ミュージック・アワード、ビルボード・アワード、アメリカン・ミュージック・アワードなど数々の受賞歴を誇る。また、ソングライターの殿堂、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにも選出されている。

 ローパーさんはまた、その人道的活動、特にLGBTQの権利擁護についても熱心で賞賛されてきた。3日には、10月18日にスタートし、11月23日にロサンゼルスで開催される「2024 Girls Just Wanna Have Fun Farewell Tour」を発表した。

 

 

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