「人件費が上がっても、バーガー代は上げたくない」In-N-Out Burger社長がコメント(4/12)

【ロサンゼルス12日】In-N-Out Burgerチェーンの社長であるLynsi Snyder氏は最近のインタビューで”Today”に同チェーン店の商品値上げと戦っていると明かした。

4月1日、カリフォルニア州の新しい最低賃金法が施行され、基本時給が16ドルから20ドルに引き上げられたが、Snyder氏は、「顧客に気を配る義務がある」と感じ、競合他社とは異なりイン・ナウトはすぐには値上げをしなかったと語った。

カリフォルニア州にある複数のファストフード・チェーンは、新法の施行に伴い、値上げや従業員解雇の計画を発表している。

ニューヨーク・ポスト紙によると、In-N-Outに関しては、ロサンゼルスのある店舗でハンバーガーが25セント、ドリンクが5セント値上げされたという。

インタビューの中で、シンダー氏はまた、In-N-Outではモバイル注文など、顧客に影響を与えるようなテクノロジーは使用しないと話した。

社長はまた、In-N-Outがすぐに株式公開企業になったり、フランチャイズ・モデルを採用したり、東海岸にレストランをオープンしたりする予定はないことも語った。

このハンバーガー・チェーンは、1948年にロサンゼルス郊外のボールドウィン・パークでスタートした。その後、1992年にラスベガスに店舗をオープンし、ゴールデン・ステート以外の地域に進出した。

それ以来、カリフォルニア州、ネバダ州、アリゾナ州、ユタ州、テキサス州、オレゴン州、コロラド州、アイダホ州にIn-N-Outの店舗がオープンしている。

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