10FWY閉鎖で「メトロ乗車率が10%増加」とバス市長 30万人の通勤に影響(11/15)

【ロサンゼルス15日】ロサンゼルス・ダウンタウンを通るフリーウェイ10号線が陸橋下で起きた火災により閉鎖されているが、これによりメトロの乗車率がここ2、3日で10%上昇したことが15日、カレン・バス市長により報告された。

 フリーウェイ10号線のAlameda StreetとSanta Fe Avenue間は、11日早朝に発生したパレット火災で大きな被害を受け通行止めとなっており、修復工事に3~5週間かかる見通しが14日に発表された。火災は放火によるものとの見方が強い。

 火災を受けてニューサム州知事は非常事態宣言を発令し、必要な資金と資源を提供して可能な限り迅速に事態に対処することを約束した。カルトランズ社の代表によると、クルーは24時間体制で火災の瓦礫を撤去しており、火災で被害を受けた100本以上の柱の補強を予定通り進めている

 フリーウェイ10号線はI-5、U.S.101およびSR-60の各フリーウェイとも接続していることから、この部分の閉鎖は約30万人の通勤の足に影響を及ぼしていると予測される。

 フリーウェイ10号線の閉鎖を受けてバス市長は、公共交通機関の利用と可能な限りの在宅勤務を推奨した。

 

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