【ロサンゼルス15日】ロサンゼルスのボイルハイツ、チャイナタウンなどで発生した十数件の放火事件の容疑者が15日朝、逮捕された。週末に発生したフリーウェイ10号線の陸橋下での火災も放火が原因とみて捜査が続いているが、この事件との関連性についてはまだ明らかにされていない。
ロサンゼルス消防局の広報担当によると、15日午前7時から8時の間にボイルハイツとチャイナタウンで約12件、がれきや草木への意図的な放火事件が起き、消防局による迅速な対応で鎮火した。負傷者や構造物への被害は報告されていない。
容疑者の名前は明かされていないが、午前8時過ぎに放火の容疑で逮捕された。目撃者によると、この容疑者の男が自転車で火災現場から離れるのを見たという。この容疑者と、一連の放火事件との関連性はまだわかっていない。
また、15日午前11時頃にはリンカーンハイツの複数カ所でも不審火が発生し、消防車が駆けつけ消火した。この中の一カ所は、フリーウェイ5号線と110号線のインターチェンジの東側で、午前11時前には消防士による消火活動のために5号線の複数の車線が閉鎖された。