再びガソリンが高騰「最も生産量が減少しているのは西海岸の製油所」(8/1)

【ロサンゼルス1日】最高気温を更新しているのは全米の気温だけではない。AAAによれば、ガソリン価格も上昇しており、月曜日には全国平均で1ガロンあたり3.76ドルに達した。

カリフォルニア州では平均5ドル。ワシントン州も4.95ドルと全米の中でも高い。

業界の専門家によると、ガソリン価格は通常夏に上昇するものだが、今年は暑さのせいでさらに悪化しているという。

「気温100度の日が10日、15日と続くと、製油所はとても稼働できるような状態ではありません」と、OPISのエネルギー分析のグローバル責任者であるトム・クロザ氏はNBCニュースのインタビューで説明した。

製油所がフル稼働しないと、ガソリンの生産量はどんどん減っていく。供給が逼迫すれば、当然価格も上昇する。

USAトゥデイ紙によれば、最も生産量が減少しているのは西海岸の製油所である。

サウジアラビアとロシアからの輸入も大きく期待されるが、サウジアラビアは石油の減産を9月まで延長する可能性がある。

中東の石油減産はすでに原油価格を押し上げており、その結果ガス価格も高くなっている。

ハリケーン・シーズン到来で被害が出た場合、メキシコ湾岸の製油所も混乱し、価格はさらに跳ね上がるとみられている。

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