ノースハリウッドのトップレスダンサー、国内唯一の組合加入へ(5/17)

【ロサンゼルス16日】ノースハリウッドにある「Star Garden Topless Dive Bar」のトップレスダンサーたちが、15カ月間にわたるロビー運動をへて、米国内で唯一組合に加入することになる。

 「Star Garden Topless Dive Bar」のダンサーたちは、客からの脅しや虐待とも取れる行為の被害にあっていたにも関わらず、雇用主からの保護が不十分だとし、労働条件への懸念から組合「Actors’ Equity Association」への加入を求め運動を続けていた。

 ダンサーの組織化に向けた投票が約6カ月前に終了したものの、「Star Garden Topless Dive Bar」側が異議を申し立てたために投票用紙の認証作業が中断していた。このほど両者が和解にいたり、契約交渉が前進する見込み。店側は、昨年解雇したダンサーの再雇用にも同意している。

 トップレスダンサーによる組合加入については、1997年にサンフランシスコの「Lusty Lady」のパフォーマーたちが組合「Exotic Dancers Union」を組織して「Service Employees International Union」に加盟したのが最初だった。「Lusty Lady」は2013年に閉店している。

 組合「Actors’ Equity Association」は、全米で5万1,000人以上のプロの俳優と舞台監督が加盟している。

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