有害廃棄物を不法投棄、Ritz-Carltonに50万ドルの罰金命令(8/10)

【ロサンゼルス10日】高級ホテルの「Ritz-Carlton」は10日、カリフォルニア州の6つの郡にある8施設で有害廃棄物を不法投棄したとして、50万ドル以上の罰金を支払うよう命じられた。

 「Ritz-Carlton」による有害廃棄物の不法投棄をめぐっては、リバーサイド、ロサンゼルス、オレンジ、プレーサー、サンタバーバラ、サンフランシスコ、サンマテオの各郡の地方検事とロサンゼルス市検事局が、リバーサイド郡高等裁判所に訴訟を起こしていた。訴状では、「リッツ・カールトン・ホテル社が有害廃棄物を認可された有害廃棄物施設で保管、輸送、廃棄する代わりに、有害廃棄物をゴミ箱に不法投棄し、これらの受け入れが許可されていない地元の埋立地に不法輸送した」と訴えていた。

 不法投棄された有害廃棄物には、電池、電子機器、エアゾール、可燃性液体、洗浄剤、その他 ”反応性、有毒性、腐食性のある物質”が含まれたいた。

 デラウェア州本拠の「Ritz-Carlton」は、すでに体制を改善し、現在は州登録の運搬業者を使って有害廃棄物の収集と運搬を行っていると述べている。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。