【ロサンゼルス22日】UCLAの研究者は、、COVID-19が母乳を通して母親から乳児に感染するという証拠はないと発表した。
UCLA Healthが主導し、Pediatric Research誌に掲載されたこの研究では、最近感染した母親から母乳を通じてSARS-CoV-2が感染したことを示す証拠はないことが明らかになった。
研究者らは、サンプル数が少ないため、母乳中のSARS-CoV-2 RNAの存在を予測するすべての潜在的要因を把握できない可能性があると指摘し、この研究にはいくつかの限界があることを指摘しているが、母乳を分析した研究としてはこれまでで最大であり、SARS-CoV-2感染が証明または疑われた女性からの母乳は、乳児のCOVID-19感染のリスクや原因にならないことを示す証拠になると、研究者らは述べている。