PayPal 個人消費が急激に落ち込むと警告 (2/4)

【ニューヨーク4日】オミクロン、インフレ、政府の景気刺激策が見込めないことにより、Venmoユーザーの中にはデジタルウォレットからお金を使うことに神経質になっている人がいる。これはVenmoのオーナーであるPayPalにとって悪いニュースであり、個人消費全般に対する潜在的な警告のサインでもある。

ペイパルの幹部は、アナリストとの決算説明会で、収益と新規アクティブユーザーの予想が同社とウォール街が期待したほどには強くないことを警告した。このニュースを受けて、ペイパル(PYPL)の株価は25%以上急落した。
物価の上昇は、より広い範囲の経済に対する継続的な懸念と相まって、最近の消費者心理を圧迫している。

ペイパルCEOのダン・シュルマン氏も、中小企業の顧客がサプライチェーンの苦境やその他の外生的要因によって打撃を受けていると指摘している。さらに、重要な第4四半期のホリデーシーズンにおける電子商取引の成長率も、期待に沿うものではなかったという。

一方、アメリカン・エキスプレス、ビザ、マスターカードはいずれも最近、好調な業績とガイダンスを発表している。

 

 

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