デルタ、オミクロン、インフルエンザが三大流行病につながる可能性(12/21)

【ワシントン21日】米国において、Covid-19のオミクロン株が見出しを飾る一方で、デルタ株が依然として主流で増加傾向にある。そして、UCバークレー校の感染症専門家であるジョン・スワッツバーグ医師は、別の身近な脅威として、インフルエンザの流行を懸念している。平年では、インフルエンザだけで何十万人ものが入院し、25,000人以上が亡くなっている。

一方、UCSFの感染症専門医であるモニカ・ガンジー博士は、オミクロンは感染力が強いものの、ほとんどが軽症であることを示す最近の研究結果を踏まえ、「Covid-19のアルファ、デルタ、その他すべての変異株が肺細胞に入り込み、融合してダメージを与えるのに、オミクロン変異株は肺細胞に感染できないようである」とし、オミクロンは、入院が必要な肺の問題というより、むしろ、ひどい鼻風邪のようなものを引き起こす可能性がある、ということである。

しかし、数週間で、ワクチン接種率の低い地域は、潜在的に大きな打撃を受ける可能性があると言う。

病床の逼迫も併せ、今後数カ月の対策として、ワクチン接種とブースト、そしてインフルエンザの予防接種を受けるのが一番だというのが、医師たちの共通認識となっている。

 

 

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