刑務所のロックダウンを指示 サンディエゴ、COVID-19感染急増で(12/6)

【サンディエゴ6日】サンディエゴ郡の刑務所でCOVID-19の感染者が続出しており、受刑者や職員が感染しているため、ウイルスの拡散を抑制するためにシステム全体でロックダウンが行われている。

保安官事務所の発表によると、過去1週間で125人の受刑者がCOVID-19の陽性反応を示したという。関係者は、さらに188人の結果を待っている。

今週、郡の刑務所で2名の受刑者が死亡し、アウトブレイクが疑われていると関係者は語っている。保安官事務所によれば、彼らの死は調査中である。

保安官事務所の発表によると、今回の発生を受けて、金曜日から外部からの訪問を全て一時的に中止し、職員や受刑者を守るために、適切な防護服を用意し、定期的に独房を消毒し、ウイルスが広がらないようにするための措置を行うなど、できる限りのことをしているとしている。

報告されているCOVID-19の感染は、ダウンタウンのMen’s Central JailとオタイメサのGeorge Bailey
Detention Facilityの2つの施設に集中している。保安官事務所の記録によると、両拘置所は定員オーバーとなっている。

保安官事務所の記録によると、サンディエゴ郡の刑務所に収容された人々の大半は、ワクチン接種の申し出を断っている。そして、先週の土曜日までの1週間では、345人の逮捕者のうち、ワクチン接種に同意したのはわずか39人、つまり11%だった。

サンディエゴ郡の刑務所に収監されている人の80%以上は、有罪判決を受けおらず、保釈金を支払うこともできず、裁判を待っている状態である。

 

 

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