【ロサンゼルス観光】アメリカで簡単自家醸造。YOUも自宅でビール造っちゃいな!


Vol.
11 アメリカで簡単自家醸造。
YOUも自宅でビール造っちゃいな!

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 皆さん、お久しぶりブリューイング!夕方ブリュワリーでビールを楽しんでいると、すっかり寒さを感じる時期になりましたね。

 

 前回、クラフトビール先進国アメリカのここがスゴイ!というお話をさせて頂きました。今回は『なぜアメリカにこんなにブリュワリーが多いのか?』という疑問をアルコール消毒させて頂きます。

 

 

 ビールと聞くと大半の人が思い浮かべるのは、ドイツ、ベルギー、チェコといったヨーロッパの国々であろう。確かに”ビールの歴史”で言うとアメリカよりもヨーロッパの方がすこぶる長い。

 

 しかし、クラフトビールは?というとアメリカが発祥の地なのである。これは1978年にアメリカで起きたアル革命が大きく関係している。

 

 自家醸造の解禁だ!英語だとホームブリューイングやホームブリューと呼ばれる。この法律によりアメリカに住むオトナは、自宅でビールを醸造してOKになっちゃったのだ。

 

 ”ビール造り”って聞くと、何だかとっても難しそうに思えるかもしれないが、実はめちゃくちゃ簡単なんです。僕も何度か自宅でIPAを造った事があるが、短い日数と少ない労力で簡単に美味しいビールができてしまう。

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 基本仕込んだら発酵するのを待っているだけなので、とっても楽でそして何よりめちゃくちゃ楽しい!まさにオトナの自由研究のような体験だ。

 

 ビールの主成分は、水、麦芽、ホップ、酵母。たったこれだけ。そしてなんでも簡単に安くモノが手に入る恵まれすぎた時代だ。必要な機材と材料がセットになったビギナー用スターターキットをAmazonで$30ほどで購入した。

 

 この素晴らしきビール革命により、趣味で自家醸造をするビール好きが全米に増えた。最初は友達や近所にあげる事から始めるのだが、徐々に規模が拡大し、結果的にマイクロブリュワリーとしてビールを造るようになる。

 

 これこそが、アメリカでこんなにも多くのブリュワリーが生まれるカラクリという理由だ。ちなみに日本では自家醸造は禁止されているので酔う注意!

 

 アルコール度数1%以上の飲料を造ると、もれなく手錠がかかってしまいますので、日本にお住まいの酔い子は絶対にマネしないでくださいね!

 

 それでは、皆さん酔い一日を。乾杯っ!

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とも蔵  TOMOZO      クラフトビール探検家

LAを拠点に著書やSNSなどでクラフトビールについて日々配信する、とも蔵さん。本業はグラフィックデザイナーで写真家。「クラフトビールはアート。ブリュワーさん一人ひとりがアーティストであり、彼らの世界観が描き出されているんです」
とも蔵さんのコンテンツ: https://linktr.ee/tomozobeer/
とも蔵さんYouTube: https://www.youtube.com/channel

▶︎らららインタビュー記事 「ロサンゼルスで暮らす人々:とも蔵」を読む

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