COVID-19の新種:オミクロン、渡航禁止国(11/29)

【ワシントン29日】コロナウイルスの新種が発見され、科学者たちはリスクを検討するために緊急会議を開いた。

世界保健機関(WHO)の委員会は、このウイルスを「オミクロン」と命名し、世界で最も流行している「デルタ」と同じカテゴリーの「高伝搬性ウイルス」に分類した。

世界保健機関(WHO)をはじめとする医学専門家は、アフリカ南部で発生したこのウイルスの解明が進む前に、過剰な反応をしないよう警告している。

バイデン政権は、新種のオミクロン株を受けて、月曜日から南アフリカをはじめとする7カ国から米国への渡航を制限すると発表した。

米国政府の感染症専門家であるアンソニー・ファウチ博士は、米国ではまだ検出されていないが、海外では「それなりの速さで広がっているようだ」とCNNに語っている。また、他の亜種に比べて感染力が強く、ワクチンにも耐性があるかもしれないが、「今のところ、それは確かではない」という。

27カ国の欧州連合(EU)は、アフリカ南部からの空路渡航を一時的に禁止した。また、アジア、ヨーロッパ、米国で株価が暴落し、ダウ平均株価は1,000ポイント以上の下落となり、S&P500種指数は2.3%の下落となって、2月以来の最悪の日となった。そして原油価格も12%近く急落した。

日本政府は、エスワティニ、ジンバブエ、ナミビア、ボツワナ、南アフリカ、レソトから渡航した日本人は、政府が指定した宿泊施設に10日間隔離され、3日目、6日目、10日目にCOVID-19検査を受けなければならないと発表した。

 

 

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