【ロサンゼルス21日】Duran Freight Corporationのロドリゲス氏によると、オタイ・メサの自社駐車場には約1000台のトレーラーが放置され、ドライバーを待っているという。
ロドリゲス氏によると、パンデミックの影響で多くのトラックドライバーが辞めてしまい、その中には彼のような小さな会社では太刀打ちできないような高給の仕事に就く人もいるという。
アメリカでは歴史的にトラックドライバーの数が不足していたが、パンデミックによって問題はさらに悪化した。多くの企業が閉鎖して出荷を停止し、出荷しても、時間通りに商品を出したり、荷物を降ろしたり、配達したりするのに十分な従業員がいないのだという。
連邦法の改正によりトラック運転可能年齢が18歳に引き下げられ、企業は高校卒業後のドライバーを採用できるようになったが、米国トラック協会によると、需要に追いつくためには、今後10年間、毎年少なくとも10万人のドライバーを雇用する必要があるという。