カリフォルニア州知事 アルコールの持ち帰りと屋外ダイニングの継続法案に署名(10/11)

【サクラメント11日】加州のニューサム知事は10/8、飲食店が持ち帰り用アルコール飲料の販売から得られる利益を継続できるようにし、また、屋外での食事を拡大するなど、被害を受けた中小企業に対する前例のない支援策を盛り込んだ法案に署名した。

 COVID-19によって多くのレストランが打撃を受けたことから、全米で35以上の州が飲食店やバーでのアルコール飲料の持ち帰り販売を許可するようになり、現在は10以上の州でアルコール飲料の持ち帰りを恒久的に認める法案が可決されている。

また、パークレットと呼ばれる屋外飲食施設は、COVID-19の規制に準拠しながら飲食物を提供する方法として、飲食店が屋外で食事をするために店の前のスペースを確保する許可が与えられた。

AB61(Assembly Bill 61)は、レストランが安全に屋外での食事を拡大できることを許可するものであり、SB 314(Senate Bill 314)は、レストランがパークレットでアルコールを提供することを許可するものとなっており、これらは一時的に敷地を拡張した企業に、緊急事態終了後1年間の猶予期間を与え、恒久的な拡張を申請できるようにしている。

またSB389(Senate Bill 389)は、食品を販売するレストラン、バー、醸造所、ワイナリーが、アルコール飲料の持ち帰り販売を可能にするもので、今年6月に知事が発表したアルコール飲料管理局の規制緩和に基づき、今年末まで持ち帰り用アルコール飲料の販売を延長するものとなっている。

 

 

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