【ワシントン8日】10/5(火)、米国政府のブースター接種拡大に向けて、ジョンソン・エンド・ジョンソン社は、以前に同社のワンショット・ワクチンを接種した18歳以上に対して、ブースター接種を許可するようFDAに申請したという。
政府のアドバイザーは、ファイザー社の追加注射を許可したが、異なるブランドのワクチンを混合して使用することを米国政府は推奨していないことから、モデルナ社やJ&J社の注射を受けた何千万人に混乱が生じることを心配しているとみられる。
J&J社はこれまでに、COVID-19に対するワクチンの有効性は、接種後少なくとも5ヶ月間は高いとするデータを発表しており、加えて、2ヶ月または6ヶ月後にブースターを接種することで、さらに免疫力が高まるとしている。
FDAのアドバイザーは、来週の金曜日にJ&Jと他の研究者の研究結果を検討し、ブースターを推奨するかどうかを決定することにしている。これは、FDAと米国疾病対策センター(CDC)双方の承認を含む審査プロセスの最初のステップであり、両機関がゴーサインを出せば、今月末にはJ&J社とモデルナ社のブースターが米国人に配布されることになる。