【ロサンゼルスで暮らす人々】今ここに目を向けるのが私の役目 あなたは今どう感じていますか

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あんどう うた Uta Ando


マインドフルネス・ヨガ講師

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■マインドフルネス・ヨガ講師のあんどううたさん。東日本大震災時、生後7ヶ月の長女と秋田で被災。以来、OCで東北産の塩の販売や参加型イベントを通じて復興支援を続けている。収益金は全額被災地へ。

「会社員をしながら育児をしている時に体調を崩しました。その時やってみようと思ったのがヨガです。続けるうちに心身の変化を感じました。」 オレンジカウンティで子供向けのヨガ教室『mogyoga』を展開しているマインドフルネス・ヨガ講師のあんどううたさん。彼女の人生に迫ってみた。

1978年に秋田市で出生。4人きょうだいの上から2番目。幼い頃は引っ込み思案だったが、体を動かすのは好きだった。弟の付き添いから器械体操の競技の世界へ。高校の時にはインターハイ、国体に出場している。 「特別な才能があったわけではなく、コツコツ続ける中で挑戦の機会が訪れました。」進路について「英語を話し、外の世界を見てみたい」と父に相談すると「言葉を話したいなら現地に行くしかない」と背中を押された。

高校卒業のわずか1週間後に渡米。英語も話せず、知り合いもほぼいないままベンチュラカウンティーでホームステイをし、アダルトスクールに1年通い、その後コミカレへ進んだ。語学漬けの環境だったからか、渡米3ヶ月後には英語で夢を見るまでに。「肌で感じるアメリカは自由そのもの。表現のしかたも人それぞれ。それまでの常識を超える強い魅力をこの国と感じました。」 その後はUCサンタバーバラに編入。グローバルスタディーズ学科で国境を越える人や文化、経済のつながり、環境や人権について学んだ。在学中の9・11テロは「平和」を考える大きなきっかけとなった。卒業後は東京の医療機器メーカーに就職。3年後の2007年、結婚を機に再び渡米。 念願のアメリカ移住後、一児の母に。仕事と育児を抱え込み、心身の限界から勤務6年目に退社。「助けを求める術がわかりませんでした。」

2015年、夫の転勤先の広島でヨガに出会い、心身の安定を取り戻した。2017年に指導者資格を取得し、同年家族で再び渡米。2019年から子ども向けにヨガを教え始めた。家族で楽しむ青空ヨガも開催。「マインドフルネスは、今の自分に気づき、良い悪いを決めつけずにありのままを受け止めること。心の穏やかさにつながります。」と語る。 2026年春、幼児教育の基礎課程を修了。発達支援の必要な方や家族を支える地域機関にも登録し、公立小学校などで活動する。地元秋田で東日本大震災を経験したことから、地域への恩返しとしてアメリカからチャリティー活動にも取り組む。自身も、静かに過ごすリトリートなどで心のバランスを整える実践を続ける。

ヨガ教室では「ポーズの習得だけを目的とせず、呼吸や五感を使う活動、アートや遊びを通して、今ここで感じる身体の感覚や気持ちに目を向ける時間を届けています。安心して自由に行動できることが、子どもの成長の土台になると考えています。」 『あなたは今、どう感じていますか?』彼女の挑戦はこれからも続いていく

■生徒にヨガを指導中。
Instagram: @mogyoga
Webサイト: mogyoga.com
■ヨガ教室で日本文化と感触遊びを結びつけて「福笑い」をしている生徒の様子。
10/18(日)アーバインでハロウィンファミリーイベントを開催予定。「親子のふれあいを通してマインドフルな時間を一緒に過ごしませんか?」

(10/8/2026)

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