大型犬はどうする? 猫は? 小鳥は? アメリカ主要航空会社、ペットと飛行機に乗るための最新事情(8/19)

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【ロサンゼルス19日】アメリカの航空会社は、「ペットを客室に連れて入れる」のか、「貨物として預ける」のかでルールが大きく異なります。特に犬・猫を連れて旅行する場合、航空会社選びがかなり重要です。2026年8月時点の主要航空会社のルールを、旅行者向けに整理すると以下のようになります。

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アメリカの主要航空会社、ペット輸送はどう違う?

航空会社 機内持ち込み 貨物・預け入れ ポイント
American Airlines 小型犬・猫 一般客の「受託手荷物」としては原則不可。Cargoあり 機内持ち込みは1ケージ150ドル。大型犬などはAmerican PetEmbarkを利用。
Delta 小型犬・猫・家庭内飼育の鳥 Delta Cargoなど 米国本土内の機内持ち込みは片道150ドル。機内ペットは便ごとに頭数制限あり。
Alaska Airlines 小型犬・猫など 貨物室も利用可能 機内のほか、温度管理された貨物室にも対応。ペット専用のAlaska Air Cargoもあり。料金は片道100~200ドル程度。
Southwest 小型犬・猫 貨物室への輸送なし 国内線のみ。機内持ち込み限定で、スペースに限りがあるため事前予約がおすすめ。
JetBlue 小型犬・猫 貨物輸送なし 機内持ち込みのみ。ペットとキャリーのサイズ・重量制限あり。

一番大切なのは「ペットの大きさ」

アメリカの航空会社で最も一般的なのが、小型犬・猫をキャリーに入れて客室に持ち込む方法です。

ただし、ペットだけでなくキャリーケースそのものが前の座席の下に収まることが条件になります。例えばDeltaは、ソフトタイプのキャリーについて18×11×11インチ(約46×28×28cm)を目安としており、航空機によって座席下のスペースが異なるため、事前確認を求めています。

Southwestでも、ペットはキャリーの中に入れたまま機内で過ごす必要があります。貨物室でのペット輸送は行っていません。

つまり、「小型犬だから大丈夫」ではなく、「犬+キャリーが航空会社のサイズ条件を満たすか」が重要です。

大型犬はどうする?

大型犬の場合、客室の座席下に収まるキャリーに入れることができないため、選択肢が限られます。

American Airlinesでは、一般の旅行者がペットを「受託手荷物」として預けることは原則できず、大型犬などはAmerican Airlines CargoのPetEmbarkを利用する形になります。

一方、Alaska Airlinesは、一定の条件のもとで温度管理された貨物室でのペット輸送にも対応しています。

「貨物室ならいつでもOK」ではありません

ここは飼い主にとって特に注意したいところです。

航空会社は、気温が極端に高い・低い場合、ペットの輸送を制限することがあります。

例えばAmerican Airlinesでは、客室以外で輸送するペットについて、旅程上のいずれかの地点で現在または予想気温が85°F(約29.4℃)を超える場合、輸送できないとしています。夏場はフェニックス、ラスベガス、パームスプリングスなど一部の空港を経由するペット輸送にも特別な制限があります。

そのため、「夏休みに大型犬を飛行機で連れて行く」という場合は、航空会社だけでなく、出発地・経由地・到着地の気温まで確認する必要があります。

国際線はさらにハードルが高い

アメリカ国内線と、日本-アメリカなどの国際線では、必要な手続きが大きく異なります。

特に犬をアメリカへ連れて入る場合、航空会社のルールだけでなく、CDC(米疾病対策センター)やUSDA(米農務省)の入国条件を満たす必要があります。

Deltaも、アメリカに入国する犬について、マイクロチップや年齢、CDC Dog Import Formなどの条件を案内しています。

また、目的地によってはワクチン証明書や健康証明書などが必要になる場合があります。

ペット連れ旅行なら「航空券を買う前」に確認!

ペットと飛行機で旅行する場合、最後に覚えておきたいのが、ペットの枠には限りがあるということです。

例えばDeltaは機内に持ち込めるペットの数を便ごとに制限しており、先着順で受け付けています。予約が取れたからといって、ペットの搭乗枠まで自動的に確保されるわけではありません。

Southwestも機内ペットのスペースには限りがあり、事前予約を推奨しています。

そのため、ペット連れの場合は、

①航空会社を選ぶ → ②ペットの搭乗条件を確認 → ③ペット枠を予約 → ④航空券・キャリーなどを準備

という順番で考えると安心です。

また、航空会社のルールは変更されることがあるため、予約時には必ず利用する航空会社の公式サイトで最新情報を確認することが大切です。FAAも、機内へのペット持ち込みが可能かどうかは航空会社に直接確認するよう案内しています。

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