高校生必見! UC合格率は学校によって大きな差、UCLA・UCバークレーを目指す家庭が知っておきたいこと(8/17)

シェアする

【ロサンゼルス16日】カリフォルニア大学(UC)への進学を目指す高校生や保護者にとって、気になるのが「どの高校から、どれくらいの割合で合格しているのか」だ。SFGATEが紹介した2025年秋入学分のデータでは、カリフォルニア州内の高校によって、UC各校への合格率に大きな違いがあることが分かった。

広告

2025年秋入学では、UCに出願したカリフォルニア州の生徒のうち、77%以上が少なくとも1校から合格通知を受けた。これは約9年ぶりの高い水準となった。一方、キャンパス別に見ると難易度には大きな差があり、UCLAの合格率は9.4%、UCバークレーは11.4%、UCサンディエゴは28.4%、UCアーバインは28.7%、UCサンタバーバラは38.3%だった。

UCバークレーで最も高い合格率だった高校は?

UCバークレーでは、サンフランシスコのMission High Schoolが州内の公立・私立高校を通じて最も高い合格率を記録した。

同校からは76人が出願し、**34人が合格。合格率は45%**だった。出願者の平均GPAは3.93、合格者では4.08だったという。

続いたのはフレズノのEdison High Schoolで、62人中21人が合格し、合格率は34%。私立校ではGeffen Academy at UCLAが31%で最も高かった。

ベイエリアでは、Stanford Online High Schoolが27%、Bishop O’Dowd High Schoolが27%、Berkeley High Schoolが23%、El Cerrito High Schoolが23%、Hercules High Schoolが22%、San Ramon Valley High Schoolが22%だった。

UCLAはさらに狭き門 高校別では26%の学校も

UCLAでは、Geffen Academy at UCLAの合格率が最も高く、61人の出願者のうち16人が合格して26%だった。LA County High School for the Artsも25%と高い水準だった。

ベイエリアでは、BASIS Independent Silicon Valleyが14%、De La Salle High Schoolが13%、Prospect High Schoolが13%、Miramonte High Schoolが12%、American Canyon High Schoolが11%となっている。

「高校の合格率」だけで判断するのは注意

この数字を見て、「合格率の高い高校に進学すればUCに入りやすい」と考えるのは早計だ。

高校ごとの合格率は、出願した生徒の人数や学力、出願する専攻、出願先のUCキャンパスなどによって大きく変わる。また、学校によってUCを目指す生徒の割合そのものも異なる。

特にUCバークレーでは専攻による難易度の差も大きく、2025年のデータではPublic Healthの合格率が2%だった一方、Arts and Humanitiesは25%だった。UCLAでもNursingは1%と非常に狭き門で、Physical SciencesとMathは15%だった。

UC MercedやUC Riversideなら合格のチャンスも広い

一方、UCにはUCLAやUCバークレー以外にも選択肢がある。

UC Mercedの2025年の全体合格率は95.1%。ベイエリアでは、サンフランシスコ市内だけでも13校が100%の合格率を記録したほか、Santa Clara Countyでは27校、Alameda Countyでは23校など、多くの高校で100%の合格率となった。

UC Riversideも全体の初年度生合格率が87.1%で、ベイエリアの複数の高校から100%の合格率が報告されている。

保護者が知っておきたいポイント

今回のデータから見えてくるのは、「UCに行けるか」ではなく、「どのUCを目指すのか」で受験戦略が大きく変わるということだ。

UCLAやUCバークレーを目指す場合は、高いGPAを維持することに加え、志望専攻の競争率や自分が通う高校からの過去の合格実績なども参考にしておきたい。

一方、UCには9つの学部キャンパスがあり、キャンパスによって合格難易度は大きく異なる。最初からUCLAやUCバークレーだけに絞らず、複数のUCを組み合わせて出願先を考えることも重要だ。

なお、今回紹介された数字は2025年秋入学のデータ。2026年秋入学についてはUC全体でカリフォルニア州の高校生への合格者数が過去最多となった一方、UCバークレーとUCLAでは動きが分かれている。最新の2026年データでは、UCバークレーがカリフォルニア州の新入生に出した合格者数は前年より減少したのに対し、UCLAは増加している。

「高校名」だけで合否が決まるわけではないが、UCを目指す家庭にとって、志望校の合格実績や専攻ごとの競争率を早い段階から知っておくことは、進路を考えるうえで重要な材料になりそうだ。

【関連記事】

アメリカの 教育格差を映す「学校ランキング」 最も評価された州と課題を抱える州、その背景とは

ペット入国情報 米国への犬の入国と搭乗手続きに関する新ルール施行CDC

世界で最も住みやすい都市ランキング 日本から2都市がトップ10入り

生徒が銃を校内に持ち込んだ疑い、高校が一時的にロックダウン 新学年初日、警察が調査中

記事をシェアする

ランキング

よく読まれています

  1. JAL、国内貨物の犬・猫の輸送制限を変更 2026年9月から夏期は原則受け付け停止(8/17)
  2. 隣にサメが泳いでいたら、どうする? トパンガ・ビーチで遊泳者のすぐそばをホホジロザメが旋回(8/18)
  3. アメリカ人はこうしている! 旅行中に迷わない「チップ」の払い方 20%・25%をそのまま払わなくてもOK?(8/14)
  4. 101フリーウェイ 世界最大の野生動物用橋が開通へ “命の通り道”2026年12月に利用開始(4/27)
  5. LAX新交通システム、完成率99%!それでも開業できないワケ(8/14)
ランキング一覧はこちら >

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。