韓国の小学校 157校で今年の新1年生ゼロ(2/26)

【ロサンゼルス26日】日本以上に少子化が進む韓国で、2024年度の小学校入学者数は40万人を割り込む見通しとなったことがわかった。3月の新学年度を控え、韓国・教育部(日本の文科省に相当)は今月26日、今年就学予定の児童がひとりもいない小学校が全国で合計157校にのぼると明らかにした。少
子化にともなって学齢人口が減っていることが強く浮き彫りになった形だ。

 教育部によると、今年の小学校入学予定者は36万9441人で、昨年度の小学1年生児童数40万1752人を下回っているという。

 いっぽう、韓国の人口に関する話題で、2023年に韓国で難民申請をおこなったロシア人の数が過去最多を記録したことが同日わかった。韓国の移民当局が公開した報告書で明らかになったという。2023年に韓国で難民申請をおこなったロシア人は合計5750人で、前年の1038人の5倍強となった。2023年における韓国への難民申請件数は1994年から2019年の合計件数よりも多
く、過去8年間で最多となっている。

 韓国への亡命を希望した1万8838人のうち、ロシア人がもっとも多い国籍となった。ロシア以下、カザフスタン(2094人)、中国(1282人)、マレーシア(1205人)、インド(1189人)、モンゴル(836人)と続いている。

 少子化という日本と同じ問題を抱える韓国の動向に今後も注目していきたい。

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