大谷選手の後払い制度に加州が「待った」 会計監査官が問題とする理由(1/10)

【ロサンゼルス10日】ドジャースは先月、大谷選手と10年で$700ミリオン(1015億円)の契約を結び、大型契約に注目を集めた。大谷選手へは$680ミリオンが2033年の契約満了後に分割払いされ、年俸のほとんどが異例の後払いということも注目された。

ロサンゼルス・タイムズが報道したところによると、この後払い契約にカリフォルニア州の会計監査官が「待った」を掛けた。議会は、大谷翔平選手がカリフォルニア州で税金を払わなくてすむような抜け穴を避けるべきだと述べている。

大谷選手に今年から10年間で支払われる金額は総額のわずか3%のおよそ29億円。残り97%にあたる約986億円が契約終了後の2034年から分割で支払われる。

10年後には大谷選手は日本に帰国したり、カリフォルニア州以外の場所に移籍している可能性があり、その場合繰り延べ分の州税がかからない可能性がある。カリフォルニア州雇用経済センターによれば、その場合、州は推定$98ミリオンドルの税収を失う可能性があるという。

現行の税制では、最高税率層に属する所得者には無制限の繰り延べが認められており、税制に大きな不均衡が生じていると、カリフォルニア州のマリア・コーエン議員は月曜日の声明で述べた。

「大谷選手の後払い制度に加州が「待った」 会計監査官が問題とする理由(1/10)」への1件の返信

  1. 全てお金の問題.でもお金で解決できるになら、払った方が世の中丸く収まる.寄付して下さい。そしてもっと名声を得て下さい。

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