自閉症の男性が蹴るなどの暴行受ける。署名集めの仕事中に(5/4)

【ロサンゼルス3日】リンウッドの住宅街で1日、投票時の請願書などに使われる署名集めを行っていた自閉症の男性が、2人の男に襲われる事件が起きた。防犯カメラがその様子をとらえており、警察が男らの行方を追っている。

 被害にあったのは、37歳のフォルツさんで、郡のケースワーカーを介して署名集めの職務を得て、各家庭を徒歩でまわっていた。

 2人の男は、車から降りてフォルツさんに歩み寄り、殴るなどの暴力をふるった。助けを求めるフォルツさんの叫び声を聞いた近所の住民が家から飛び出し、2人の男は車で逃走した。

 近所の住民は、フォルツさんが自閉症だったために襲撃された可能性が高いのでは、と話している。目撃者によると、フォルツさんがこの男2人に、投票への登録は済んでいるか尋ね、それが2人を襲撃に駆り立てたのではないかと思われている。

 シェルフ局によると、障害があるフォルツさんは法的に「protected class」の一員であるため、この事件の容疑者は、憎悪犯罪の容疑者として告発され、通常よりも重い罰則が科される可能性がある。

 

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