【ハリウッド30日】LAで最も影響力のあるコメディークラブ、ラフ・ファクトリーは、日曜日、第94回アカデミー賞でウィル・スミスにステージ上で平手打ちされたコメディアンのクリス・ロックへのサポートを表明した。
ウィル・スミスの母親が、息子であるスミスが世界中の何百万人もの聴衆の前で冷静さを失った行動に驚き、今まで彼があんなことをするのを見たことがなかった、と言及したことを受け、コメディークラブの外には「ラフ・ファクトリーはすべてのコメディアンのために憲法修正第一条の権利を支持します。コメディーのコミュニティはクリスを愛し、応援しています」と書かれた看板が立てかけられた。
ウィル・スミスは、アカデミー賞主演男優賞を受賞し行われた5分間の感動的なスピーチで、すぐにロックに謝ることはしなかったが、24時間後の月曜日、自身のInstagramで「昨夜のアカデミー賞での私の行動は容認できないし、許しがたいものでした。私を犠牲にしたジョークは仕事の一部ですが、ジェイダの病状に関するジョークは私には耐え難く、感情的に反応してしまいました」と述べ、ロックに対する正式な謝罪文を発表した。クリス・ロックは、この事件に関してまだ正式な声明を発表してはいないが、平手打ちをしたスミスを告訴しないとしている。