LA市長、18歳以上へのブースターショット接種を促す(11/18)

【ロサンゼルス17日】ロサンゼルスのエリック・ガルセッティ市長は17日、新型コロナウイルスの感染が冬場に再び拡大する可能性があるとして、18歳以上のすべての市民にブースターショットの接種を促した。

 ガルセッティ市長は今月3日に、国連の気候変動会議に出席中のスコットランドで、新型コロナへのブレイクスルー感染が判明。風邪の症状に似た微熱が一日出て、味覚と嗅覚を数日間失ったが、その後に回復した。市長は、軽症で済んだのはコロナワクチンの効果だと感謝。ブレイクスルー感染前に、ブースターショットは打っていなかった。

 ガルセッティ市長は、イギリスで起きているコロナ感染拡大に言及し、気温が下がり屋内で過ごす時間が増える冬場、ロサンゼルスでも感染が増加する可能性があると警告した。

 市長によると、ロサンゼルス市の新型コロナの7日間の平均陽性率は0.9%で、数週間前の0.4%に比べて倍以上に増えている。ロサンゼルス郡の17日の新規感染者数は1,284人で、22人が死亡。同郡の感染者総数は151万4,282人、死亡者総数は2万6,923人になった。

 先週の時点で、12歳以上のロサンゼルス郡人口の81%が少なくとも1回のワクチン接種を終え、73%がワクチン接種を完了した。郡の総人口1,030万人のうちの70%が少なくとも1回のワクチン接種を終え、63%がワクチン接種を完了した。

 

 

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