【ニューヨーク19日】バージニア州のラルフ・ノーサム知事は7月13日、米ビジネス専門誌CNBCが発行する「米国のビジネスに最適な州」の2021年版のランキングで同州が1位になったことを発表した。同誌が2007年に調査を開始してから、同州が首位に選定されたのは今回で5度目となり、2019年に続けて2回連続で1位を獲得した。
同誌は、毎年7月に全米の州別ビジネス環境を比較するランキングを掲載しており、ビジネスコスト全般、インフラ、労働力、経済、イノベーションなど10項目の評価を通じて、総合順位が決められる。
評価は、州政府が発行する経済開発関連資料などで各州がセールスポイントとして取り上げた項目の頻度によって数値化されている。満点は2,500点で、バージニア州の総合得点は1,587となり、2位はノースカロライナ州(1,546点)、3位はユタ州(1,519点)。