ブラックジャガーの「サンバ」がガラガラヘビに噛まれて死亡 加州の保護施設、過去8年間で噛まれた6匹は回復(8/28)

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【フレズノ郡27日】カリフォルニア州セントラル・バレーのダンラップにある広さ93エーカーの動物保護区で24日、ブラックジャガーの「サンバ」がガラガラヘビに噛まれて死亡した。今年は早い時期から気温が上昇したことから、人間がガラガラヘビに噛まれる事故が例年以上に報告されているが、動物への被害も同様に深刻であることが浮き彫りになった。

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 保護区のスタッフによると、午前10時頃、サンバが巣穴から出てこないことに気づき確認したところ、ガラガラヘビに2か所を噛まれており、左前足が右の2倍の大きさに腫れて脚の付け根まで広がっていた。

 サンバは西へ約44マイル離れたフレズノ獣医専門・救急センターへ緊急搬送され、検査を受けたところ、血液中の赤血球の一種である棘赤血球の割合が100%と、大量の毒が入ったことを示す結果が出た。

 サンバには抗毒素が2回投与され、血液中のヘビ毒の濃度はほぼゼロまで低下したものの、その後覚醒させ、麻酔から覚まさせる回復過程で力尽きてしまったという。

 保護区のFacebookページには、診察台に横たわる大きなサンバに対して、獣医師や施設スタッフが心肺蘇生法を行う様子が投稿され、多くの追悼メッセージが寄せられた。

 保護区は、サンバの死因に関与した基礎疾患や合併症の有無を明らかにするため、その遺体をカリフォルニア大学デービス校の「カリフォルニア動物衛生・食品安全研究所」に送って剖検を依頼した。

 今年、カリフォルニア州では主に人間に対する277件のガラガラヘビによる咬傷が報告されており、複数の死亡事例も発生している。カリフォルニア中毒管理システムによると、4月から10月にかけて続く典型的なガラガラヘビのシーズンには、州全体で年間平均290件から390件の咬傷が発生している。

 この動物保護区は28年間運営されており、チーター、ボブキャット、ウンピョウ、クーガー、ユキヒョウなど39種の猫科動物を飼育している。スタッフは、ここ数年、特に今年は保護施設の敷地内でガラガラヘビを目撃する機会が増えていると述べた。過去8年間で、ガラガラヘビに噛まれたジャガーなどは少なくとも6匹おり、いずれも抗毒素治療を受けた後、回復したという。

 専門家によると、今年の初めに例年より暖かい天候が続いたため、ガラガラヘビのシーズンが始まる前に冬眠場所から出てきて、餌や交尾相手を探し始めたため、人間などとの遭遇の可能性が高まった。

 保護区の責任者は、自身の”子供たち”の一人だと表現するジャガーのサンバの世話をしてきた獣医スタッフに感謝の意を表した。サンバとその妹のローズは、14年前にこの保護施設で生まれた。

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