【ロサンゼルス1日】
スーパーでおなじみの「Sell By」「Best By」「Use By」。
この“わかりにくい期限表示”を整理する新ルールが、カリフォルニア州で2026年7月1日から本格スタートしました。
目的はシンプル。
食品ロスを減らす&消費者の混乱をなくすこと
①「Sell By」は消費者向け表示から消える
今回の最大の変更点はこれです。
- 「Sell By」は消費者向けラベルとしては使用禁止
- 今後は食品パッケージの表面には表示できない
ただし完全禁止ではなく、
店舗の在庫管理用として“コード化された形”では使用可能
② 表示は2種類に統一
食品ラベルは基本的にこの2つへ整理されます。
✔ Best if Used By(品質の目安)
→ おいしさ・風味のピーク
✔ Use By(安全の目安)
→ 安全に食べられる期限
これまで50種類以上あった表現を大幅に簡素化
③ 重要ポイント:「期限=腐る日」ではない
多くの人が誤解していますが:
- 「Sell By」=販売管理用
- 「Best By」=品質の目安
- 多くの食品は期限後もすぐに危険ではない
日付よりも「保存状態・見た目・におい」が重要
④ なぜここまで変えるのか?
背景には大きな社会問題があります。
- 米国では年間膨大な食品ロスが発生
- 原因の一つが「期限表示の誤解」
- 約50種類以上の表記が混在している状態
結果として、
まだ食べられる食品が大量に廃棄されている
⑤ カリフォルニア新ルールの細かいポイント(重要)
Washington Examinerによると、今回の法律(AB 660)ではさらに細かい規定があります。
- 表示義務は“任意”の食品もあり(付ける場合のみルール適用)
- 卵・乳児用ミルクなどは連邦規制対象で例外
- 「Sell By」は消費者向け表示として禁止だが、内部管理用は可
すべての食品に一律でラベル義務があるわけではない点がポイント
⑥ この改革の意味
今回の変更は単なるラベル修正ではなく、
「食品を捨てる基準」を社会全体で見直す動き
とも言えます。
- 消費者の誤解を減らす
- 食品ロスを削減する
- 食品価格や環境負荷にも影響
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