【ロサンゼルス10日】クリスマスシーズンを彩る新たな切手が、今年もアメリカの郵便に登場する。
米国郵政公社(USPS)が発表した2026年のクリスマス切手のテーマは、誰もが一度は目にしたことのある「シュガークッキー」である。色とりどりにアイシングで飾られた4種類のクッキーがデザインされ、クリスマスカードや手紙を華やかに彩る。
今回の切手は、20枚つづりの「Christmas Cookies Forever stamps」として発売される予定。4種類のクッキーが、赤と青の背景に交互に配置されたデザインとなっている。
実は、この切手にはちょっとしたこだわりもある。
デザインに使用されたクッキーは、制作に携わったアーティスト自身が実際に焼いたものだという。単なるイラストではなく、本物のクッキーをもとに生まれたデザインであることも、今回の切手のユニークな魅力となっている。
クリスマスの風景を変えてきた「切手」という小さなアート
USPSのクリスマス切手は、1962年から続く長い歴史を持つ。
これまで宗教的なモチーフや冬の風景、さまざまな芸術作品など、その時代ごとに異なるデザインが登場してきた。クリスマスという身近なイベントを、一枚の小さな切手で表現してきたのである。
クッキーがクリスマス切手のデザインになるのは今回が初めてではない。2005年と2017年にもクリスマスクッキーを題材にした切手が発売されており、2026年版はその伝統を現代的にアレンジしたものとなる。
デジタルメッセージが当たり前になった今でも、クリスマスカードや手紙には独特の温かみがある。封筒に貼られた一枚の切手が、受け取る人に季節の訪れを感じさせることもある。
9月に正式お披露目 全米の郵便局で販売へ
新しい切手は9月19日、ワシントンD.C.のスミソニアン国立郵便博物館で正式にお披露目される予定である。当日は切手の販売に加え、初日消印も用意される。切手収集家にとっては、新しいコレクションを手に入れる機会となりそうだ。その後、切手は全米の郵便局で販売される予定で、クリスマスシーズンを前に購入できるようになる。
※画像:USPS
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