ボイルハイツで悪臭被害拡大 焼失倉庫に約8,500万ポンドの腐敗食品 ロサンゼルス市が緊急対応(6/30)

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【ロサンゼルス29日】ロサンゼルスのボイルハイツ地区で、大規模な倉庫火災の影響により、約8,500万ポンド(約3,9000トン規模)の腐敗した食品が発生し、強烈な悪臭が周辺一帯に広がっている。

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問題となっているのは、冷蔵倉庫として使用されていた約50万平方フィート規模の施設で、6月17日に発生した火災により建物の一部が焼損し、内部に保管されていた大量の食品が冷却機能を失ったまま腐敗したものである。

現在、現場周辺では焼け残った食品と腐敗した在庫が混在し、強い悪臭が数キロ先まで届く状況となっている。住民からは頭痛や吐き気など健康への影響を訴える声も上がっている。

また、ロサンゼルス市消防局(LAFD)および市当局は、倉庫内の再燃リスクが完全に排除されるまで現場管理を継続している。消防当局は水を用いた消火・鎮圧作業を続けており、依然として建物内部には“ホットスポット”が残っているとされる。

さらにロサンゼルス市警察(LAPD)の発表によれば、現地では火災発生後も調査と警備が継続されており、環境対策や腐敗食品の搬出作業は段階的に進められているという。

市長カレン・バス氏は、行政命令を発令し、清掃・撤去作業の迅速化と責任追及の強化を指示した。倉庫運営企業には、数週間以内に大量の食品廃棄物を敷地外へ搬出する対応が求められている。

専門家は、現時点で空気中に長期的な有害物質の顕著な増加は確認されていないとしつつも、悪臭による一時的な健康被害や生活環境への影響が続く可能性があると指摘している。

当局は今後、悪臭対策、害虫・害獣対策、水質調査などを含む包括的な環境評価を実施し、地域への影響の最小化を図る方針である。

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