FIFA、ワールドカップチケットの一部価格を値下げ ファンの反発受け、各チームの熱心なサポーター向けに(12/17)

シェアする

【ロサンゼルス16日】FIFAは世界的な批判を受けて、各チームの最も熱心なサポーター向けにワールドカップチケットの一部価格を大幅に値下げした。決勝戦のチケットは4,185ドルではなく、60ドルで購入できるケースも出る。
 FIFAは16日、北米開催の大会全試合で60ドルのチケットを販売すると発表。対象は出場チームの所属する各国サッカー連盟となり、各連盟が過去のホーム・アウェイ試合に足を運んだ熱心なサポーターへの配布方法を決定する。
 各試合の60ドルのチケット数は数千枚ではなく数百枚規模となる見込みで、FIFAはこれを「サポーターエントリーティア」価格帯と呼称している。
 FIFAはチケット販売の戦略を劇的に変更した具体的な理由を明言しなかったが、値下げは「大会期間中、自国代表チームを追って移動するサポーターをさらに支援するため」と説明した。
 北米で開催されるワールドカップは、出場チームが32から48に拡大される初の大会となり、FIFAには少なくとも100億ドルの収益が見込まれている。試合は米国、カナダ、メキシコの16都市で行われる。
 しかし先週、FIFAが発表したチケット販売計画で、参加チームに最安値カテゴリーのチケットが一切割り当てられていないことを知り、世界中のファンは衝撃と怒りを露わにした。
 最も安いチケットは、3つの共催国が関与しないグループステージの試合で、120ドルから265ドルの範囲だった。
 FIFAは、共催国が8年前に大会招致時に約束した「21ドルのチケットを数十万枚用意する」という公約にもかかわらず、この価格を設定した。特に欧州のサポーターから数か月間にわたり批判が高まっていたのは、「動的価格設定」に加え、FIFA運営の再販プラットフォームでの追加手数料という計画について。これらは米国エンターテインメント業界では一般的だが、世界のサッカーファンにとっては馴染みのない仕組みである。
 先週、熱心なサポーターが最も安いカテゴリーのチケットを入手できないこと、また決勝戦までチームの全試合のチケットを予約したいファンは大会終了まで返金されないことが明らかになり、ファンの怒りがさらに高まった。
 16日、FIFAはさらなる譲歩として、7月19日の決勝戦後に返金が行われる場合、事務手数料を免除すると発表した。
 ワールドカップの組み合わせを構成する12の4チームグループは、12月上旬に決定済み。アメリカはグループDで、パラグアイ、オーストラリア、UEFAプレーオフCの勝者と対戦する。プレーオフCにはトルコ、ルーマニア、スロバキア、コソボが参加。プレーオフの試合は2026年3月に決まる。
 ワールドカップの試合は6月11日に開幕し、メキシコシティではメキシコ対南アフリカ戦が行われ、グアダラハラでは韓国がUEFAプレーオフDの勝者と対戦する。ワールドカップ決勝戦は7月19日にニュージャージーで開催される。

広告

記事をシェアする

ランキング

よく読まれています

  1. LA初のアジア系市長へ ニティヤ・ラマン氏とはどんな人物?(11/6)
  2. 新LA市長誕生! 私たちの生活はどう変わる? 家賃・治安・交通など5つのポイント(11/6)
  3. スターバックスのホリデーメニューに史上初の犬用「パップカップ」が登場 「レッドカップ・デー」は17日開催(11/6)
  4. 『停車できない』と伝えた直後に発砲か Culver Cityバス運転手射殺、男が無罪主張(11/6)
  5. LA市長選、Raman氏がリード拡大 Bass市長との接戦続く(11/5)
ランキング一覧はこちら >

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。