【ロサンゼルス13日】エア・カナダは水曜日、土曜日に客室乗務員によるストライキの可能性を受け、段階的な運航停止を開始すると発表した。
同社は、最初の便は木曜日に欠航となり、金曜日にはさらに欠航が拡大し、週末までにエア・カナダとエア・カナダ ルージュの運航が完全に停止されると発表した。
エア・カナダの客室乗務員約1万人を代表する組合は水曜日、72時間のストライキを通告した。これに対し、エア・カナダはロックアウトを通告した。
エア・カナダは、欠航となった乗客には通知し、全額払い戻しを受けることができると述べた。また、カナダ国内および海外の航空会社と協力し、可能な限り代替の旅行オプションを乗客に提供できるよう調整を進めている。
エア・カナダは火曜日、労組との契約交渉が行き詰まったと発表した。労組側は、主な争点は客室乗務員の低賃金と、機体が飛行していない時間帯の無給労働であると述べている。