【ロサンゼルス27日】米住宅歳開発省は12月27日、今年1月時点でホームレス状態だった人が、保護施設の一時入居者を含め、約77万人だったと発表した。移民の流入や物価高で昨年から18パーセント増え、統計を取り始めた2007年以降で最多となったことがわかった。また、今年は家族で入国する移民の影響で、子連れが昨年から4割近く増え、18歳未満のホームレスは約15万人にのぼったこともあわせて明らかになっている。
とくに都市部では、精神疾患や薬物問題を抱えるホームレスが支援を得られず罪を犯すケースがあり、対策が急務となっている。