★インタビューしたご家族
お母さん(パサデナ在住S美さん40歳)+子供(7歳・10歳)
【S美さん例】アメリカ⇔日本:費用合計5013ドル+156000円
往復航空券 4488ドル
PCR費用 525ドル(アメリカ)
PCR費用 66000円(日本)
自主隔離宿代 75000円
ハイヤー代 15000円
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<LAX出発前>
1. 通年に比べて高額。それでも航空券をとる!
S美さん:私の実家は広島です。去年、LAX-関西空港で飛行機をとったところ、直前になってフライトがキャンセルになり、飛行機を取り直したりと大変でした。今年は急な変更はもうこりごりだと思い、手堅くANA・JALで、成田か羽田着の便で比較しました。
■6月12日(土)出発―8月1日(日)の期間
LAX-東京で、大人1名往復ANA直行便2038ドルだったため、高くて驚きました。通常時ですと、大人1名その半分以下で帰れますから。はやく帰りたい気持ちを抑えて、日にちを遅くにずらしました(5/23時点)。
■6月26日(土)出発―8月1日(日)の期間
大人1名JAL直行便1772ドルでした。帰る日は固定して考え、行く日をいくつか検討しましたが、同じ条件で行く日だけ変えた場合、6月30日出発便が最も安く1738ドルで最安値でしたが、それでも1700ドルはかかります。子供2名分も足すと、合計で4488ドルになりました。
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2. 72時間前のPCR陰性確認
下記のQRコードは在ロサンゼルス日本国領事館が発表している「厚労省または同等の内容で72時間以内検査陰性証明書の発行が可能な医療機関」
https://www.la.us.emb-japan.go.jp/pdf/MHLW_KensaInseiShomeisho.pdf
S美さん:オリンピックを見据えている日本政府は4月19日以降、日本への入国をより一層厳格化しました。日本入国の際に必要な出発前72時間以内の「出国前検査証明」の取得がもっとも注意すべきポイントになっています。書類に不備があれば、LAXで搭乗拒否にあうか、仮に搭乗できた場合でも、日本の空港到着時に上陸を認められません。そこで私たちは、在ロサンゼルス日本国領事館が発表している医院のひとつに連絡をとり、以下のクリニックで陰性証明を取ることにしました。費用は、大人1名子供2名で合計525ドル(175ドル×3人)でした。
New Sunrise Clinic:
2600 W Pico Bl. Los Angeles, CA 90006
213-388-2722
www.nsrclinic.com
定量抗原検査175ドル(日本政府のフォーマットに書き込んでもらえる料金も含む)※一週間くらい前に要予約。
★注意ポイント★
アメリカでよく行われているNasal Swabは日本政府は有効な証明書として認めていません。有効なのは、Nasopharyngeal Swab(鼻腔ぬぐい)か、Saliva(唾液)のみ。Nasal Swabの検査方法では搭乗できないため、要注意。
S美さん:LAX6番ターミナル近くで1名125ドルのPCR検査ができる情報を見つけました。スマホで当日予約、待ち時間なしでPCR検査完了。2時間45分後にメールにて陰性証明書をゲットできるというものです。しかしプリントアウトができないことと、日本政府の書式ではありません。領事館からのメールには「厚労省が指定するフォーマットを利用するように」とありましたので、私たちは日系のクリニックに予約を取ることにしました(LAXターミナルでの陰性証明で問題なく日本行きの飛行機に搭乗できた人もいます)。
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<羽田空港到着後>
1. 公共交通機関不使用のルール
★注意ポイント★
2週間の自主隔離
S美さん:公共交通機関は使用してはいけないため、自家用車かレンタカー、ハイヤーでの移動になります。私は羽田から23区内定額のハイヤーを予約しました。
株式会社日の丸リムジン:
羽田→東京23区内15000円
http://www.hinomaru.co.jp/
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2. 2週間の自主隔離
S美さん:東京に実家や自宅がある人はうらやましいです。私の実家は広島なので、東京で2週間の自主隔離が必要となります。レンタカーをして自力で実家まで帰ることも検討しましたが、レンタカー乗り捨て費用に、プラス10万円かかることがわかりましたのでやめました。
到着日を0日とし、到着日翌日から隔離1日目が始まるため、宿代は少なくとも15泊分かかります。私たちは、Airbnbで宿を借りることにしました。私も仕事する机が必要ですし、子供もその間勉強させようと思っています。ホテルで親子3人分のデスクはありませんから。ですので、机やテーブルがあり、広いところと考えると、Airbnbにたどり着きました。東京は西より断然東の方が安いので、スカイツリーそばに宿をとりました。
一日5000円×15泊=75000円
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3.羽田から広島への帰る費用
S美さん:2週間の自主隔離を終えるとようやく実家へ移動できます。新幹線と飛行機を比較しましたが、私たちは飛行機をとりました。ここはたまっていたマイルを有効活用!
★注意ポイント★
隔離1日目は到着日翌日から。宿をとるなら少なくとも15泊分必要になる!
<日本→アメリカに戻る際のPCR費用>
S美さん:なんせすべての費用に3人分かかってくるわけですから、安いところを探しました。今のところ、以下のクリニックでPCR検査を受ける予定です。日本は、検査費用と証明書費用がそれぞれに費用がかかります。本当に高いですね。
★Tケアクリニック(東京都港区浜松町2-13-9、03-6756-0230)
費用:16500円(来院検査)+陰性証明書5500円 合計22000円
実体験をベースに、かかった費用などが細かく書かれていて、とってもわかりやすく参考になりました!
キツイですね私は2月から帰国中ですが、ここまで費用はかかりませんでした。心配していたほどでもなくって肩透かしをくった感じだったのですが、今は厳しいんですね