【ロサンゼルス15日】「Best Buy」が15日、米国とカナダで販売された25万台以上の「Insignia」のエア・フライヤーを、火災、火傷、裂傷の危険性があるとしてリコールした。
米国消費者製品安全委員会が14日に発表したところによると、エアフライヤーの取っ手が過熱して溶けたり壊れたりする可能性があり、火災や火傷の危険性があるとのこと。また、過熱によりオーブンのガラス扉が飛散し、火災や火傷、裂傷の原因となることもある。
これまでに負傷者の報告はないが、同社には過熱によりガラスが飛散したという報告が24件、エアフライヤーが発火したという報告が6件寄せられている。
リコールの対象となるのは、「Insignia Air Fryer」と「Insignia Air Fryer Oven」で、各機器の下にあるラベルに記載されている型番は:
• NS-AF34D2
• NS-AF5DSS2
• NS-AF5MSS2
• NS-AF8DBD2
• NS-AF10DBK2
• NS-AF10DSS2
これらの製品は、2021年11月から2023年11月にかけて、「Best Buy」のオンラインまたは店舗、あるいは第三者販売業者を通じ、米国の店舗で約187,400台、カナダで99,900台が販売された。
エアフライヤーとエアフライヤーオーブンの調理室容量は約3.4~10クォートで、本体はプラスチック製またはプラスチックとステンレススチール製で、黒とステンレススチール仕上げのデザイン。
リコール商品の購入者は、返金か「Best Buy」のストアクレジットを受け取ることになる。なお、「Best Buy」の店舗に返品しないよう呼びかけられている。詳しくはウェブサイトで、https://www.recallrtr.com/airfryer
※画像:https://www.cpsc.gov/Recalls/2024/Best-Buy-Recalls-Insignia-Air-Fryers-and-Air-Fryer-Ovens-Due-to-Fire-Burn-and-Laceration-Hazards