レドンド・ユニオン高校再開、金属探知機を設置し警備強化 2日連続で生徒が銃を持参し逮捕(12/7)

【レドンドビーチ7日】生徒が弾丸を込めた銃を学校に持ち込み逮捕される事件が2日間続いたために、6日に学校を閉鎖し捜査を実施したレドンド・ユニオン高校が7日、再開された。キャンパスへの出入り口を3カ所設け、各ポイントに金属探知機を設置するなど特別なセキュリティー対策が講じられ、7日朝には生徒らによる長蛇の列ができた。

 同校では4日と5日、ともに15歳の10年生2人が武器をキャンパスに持ち込んで逮捕された。警察は声明で、「学校関係者との連携により、捜査の結果、15歳の10年生の生徒が直ちに拘束され、所持していた弾丸入りの銃が回収された」と発表した。

 5日の事件では、警察が午前9時25分頃、武装した生徒がいるとの通報を受け、レドンド・ユニオン高校に再び出動した。警察によると、その生徒は学校スタッフから逃げ出し、キャンパスがロックダウンされた。この生徒はその後、前日の生徒逮捕を受けて校内に増員配置されていた警官により拘束された。 

 警察当局は、6日朝に保護者向けのオンライン・プレゼンテーションを実施し、生徒が校内で武器を持っていた理由や銃の保有者などについて調査を続けていると述べた。どちらの生徒もギャングのメンバーではないという。現時点では、学校での銃撃が計画されていたとか、特定のヒットリストや特定の個人を脅迫する暴力行為があったという証拠はないとも説明された。

 両生徒は、少年銃器所持、校内での銃器所持、大容量弾倉所持、公共の場での装填済み銃器携帯、未登録装填済み銃器所持の疑いで拘留された。この事件を受けて、レドンドビーチ学校区内のすべてのキャンパスで警察によるパトロールが強化されている。

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