【続報】マリブ殺人事件 遺体はLGBTQ支援のトランス女性と判明(12/6)

【ロサンゼルス6日】マリブのMulholland Highway脇で1日朝に女性の遺体が発見された事件で、警察当局は6日、この遺体がLGBTQの人権を支援していたトランスジェンダー女性のデイ・ロダスさん(27)と発表した。

 容疑者がいる可能性や事件に関連する車両の情報など、詳細については発表されなかった。

 ロサンゼルス郡シェリフ局の発表によると、ロダスさんの遺体に明らかな外傷などはなく、検死局は死因を発表していない。ただ、この事件はシェリフ局の殺人捜査課が担当しており、今後容疑者が浮上する可能性が高い。

 友人や家族によると、ロダスさんは今年初めに自分がトランスジェンダー女性だとカミングアウトしたばかりだった。ロダスさんは「ロサンゼルスLGBTセンター」のコミュニティー・ヘルス・プログラムで献身的に働いていたといい、同センターのジョー・ホーレンドナー所長は、トランスジェンダーに対する憎悪犯罪や暴言が増加していると指摘。ロダスさんの遺体が発見された際、警察や地元メディアが性別を間違えていたことを批判もした。

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