【ハリウッド9日】ハリウッドのある地区の住民は、近くにあるホームレスの野営地のせいで地域の犯罪が増えたとし、安全性を懸念している。
野営地の近くに住む住人は、「毎朝、今日も車に侵入されていないかと見ている」と話す。
サンセット大通りとマーテル通りの近くにあるテントを囲むハリウッド地区に住む人々にとって、この野営地は17カ月間、彼らの安心感を揺さぶり続けてきた。
「何度も空き巣に入られたよ。ガレージは5回も壊された。車も荒らされた。郵便物も盗まれた」。
「白昼堂々と向かいに車を停めたのに、30秒もしないうちに、ホームレスの野営地の誰かが棍棒を振り回して倒れてきたんです。暴力はエスカレートしており、私たちは市議会に、何が必要なのか、と問い続けています。誰かが殺されるまで待つ必要があるのでしょうか?」
野営地はサンセット・ブルバード7323番地で、AT&Tのビルを取り囲むように位置しており、ロサンゼルス市議会議員のニチヤ・ラマンの選挙区にある。ラマン氏は1年前、住民と一緒にこの野営地を視察した。
野営地は木曜日に清掃されたが、住民はEyewitness Newsに、野営地が清掃されるたびに、次の24時間から48時間以内にホームレスは戻ってくると話した。
「以前は素晴らしい場所だったのに、今はゴミの山です。つまり、ホームレスの人たちは、清掃を自分たちの個人的なメイドサービスのように見ているのだと思います」。
ラマンの事務所は金曜日、Eyewitness Newsに次のような声明を発表した。
「この野営地は私たちの事務所にとって優先事項であり、私たちのホームレス支援チームは一貫して、この場所に住む人々にサービスを提供し、協力してきました。LAHSAのアウトリーチ・チームは、直近でここに住む7人を確認し、昨日、我々のプロジェクトの一環として、彼らのうち3人をシェルターに移動させました。また、昨日はこの場所の清掃が行われ、残りの人たちもベッドが空き次第、シェルターに移動できるよう取り組んでいます。私たちは、このプロジェクトの進捗状況について、近隣の住民の方々と連絡を取り合いながら進めています」。