LA郡保健所 新たに3,000人の患者報告。過去1カ月間で200%増加(5/6)

【ロサンゼルス5日】ロサンゼルス郡の公衆衛生局長は、マスク着用やCOVID-19による感染者数は依然として増加しており、新たな亜種が出現していることから、すべての予防策をやめるのは間違いだとした。

フェラー氏は、たとえマスク着用が義務付けられていなくても、人混みにいるときはマスクを着用するよう住民に再度呼びかけた。また、予防接種やブースター接種を受け、体調が悪いときは家にいるよう、あらためて呼びかけた。

5/5(木)、LA郡は新たに3,003人の陽性患者と4人の死者を報告した。当局によると、同郡の1日平均の新規感染者数は、過去1カ月間で200%増加しているとしているが、最近の感染者の急増は、入院や死亡の増加にはまだつながっていない。

現在、COVID-19で入院している人は244人となっている。フェラー氏は、COVID-19のオミクロン株の亜種であるBA.2と、そのの派生型であるBA.2.12.1と判定された症例は、現在、同郡で検査された症例の8%を占めているという。

また、南アフリカで患者数を急増させたとされるBA.4とBA.5についても経過を観察している。

フェラー氏によると、同郡ではBA.4は1例しか検出されておらず、BA.5も確認されていないとしている。

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