リバーサイド郡の住宅価格中央値が$600K突破、昨年から$86K上昇(3/15)

【リバーサイド15日】カリフォルニア州不動産協会が15日に発表した最新データによると、リバーサイド郡の中古一戸建て住宅の中央値が2月、60万5,030ドルで、1月の59万ドル、一年前の51万9,000ドルから上昇した。かつて南カリフォルニアで最も手頃な価格で住宅が所有できたリバーサイド郡だが、住宅価格が60万ドルを超え、州のその他地域と肩を並べた。

 州全体の平均住宅価格(中央値)は77万1,270ドルで、1月の76万5,610ドル、昨年1月の69万9,000ドルから上昇し続けている。

 オンライン不動産リスト会社「Redfin」によると、カリフォルニア州で100万ドル以上の価値がある住宅の数は、パンデミック以降ほぼ倍増している。100万ドル以上の物件が占める割合は、サンフランシスコで89%、サンノゼで86%と、この2都市では過半数を占めている。

 また、「Redfin」によると、100万ドル以上の物件が最も急増したのはアナハイムで、その数は、わずか2年前の27%から、今では55%を占めている。

 カリフォルニア州不動産協会のオット・カトリーナ会長は、「住宅ローンの高い金利にもかかわらず、カリフォルニア州の住宅市場は堅調に推移している。購入希望者は、さらに金利が上昇する前の比較的低い金利を利用し、春の住宅購入シーズン開始前の競争に先手を打っている」と分析した。

 最新データによると、カリフォルニア州内でまだ比較的手頃な価格で住宅が買える場所は、北カリフォルニアのラッセン郡で、平均住宅価格(中央値)は23万9,000ドルとなっている。

 

 

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