コロナで救急車不足のLA郡、消防車による患者搬送認める(1/6)

【ロサンゼルス5日】新型コロナウイルスの感染拡大を受けた救急車不足に対応するため、ロサンゼルス郡は、患者の条件が満たされた場合に限り、消防車による患者搬送を認めることを決めた。

 ロサンゼルス郡消防局によると、郡当局が契約する救急車会社では、職員のコロナ感染で労働力が半減しており、救急車の現場到着までの所要時間が大幅に長くなっている。

 消防車が患者を搬送する場合、患者に意識があり、歩いたり立つことができること、リグ部分の座席に座ることが可能であることが条件で、救急車の到着が大幅に遅れる場合に限られる。消防局は住民に対し、患者の症状が深刻でない場合は、可能な限り自家用車などで患者を病院へ運ぶよう呼び掛け、救急車利用を重症ケースにまわすよう求めている。

 ロサンゼルス郡消防局もまた、人員不足に直面しており、4日時点で、450人の消防隊員がコロナ感染で休んでいる。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。