【ロサンゼルス14日】ロサンゼルス統一学校区(LAUSD)の教育委員会は14日、12歳以上の生徒に対して定めていたコロナワクチンの接種完了期限である12月19日を、来年の秋まで延期することを決めた。
現時点で3万人以上の生徒がまだワクチン接種を完了しておらず、これらの生徒がオンライン授業や自主学習へ移行する事態を防ぐための措置。
メーガン・ライリー教育長代理は14日の教育委ミーティングで、学校区生徒のワクチン接種率が87%に達したと報告。ワクチン接種率が全体的に高まっていることを背景に、ワクチン接種義務の期限延期を決めたとみられる。未接種の生徒の保護者には、ワクチン接種の重要性を説明していく姿勢だ。
また、LAUSDはこれまで通り、全生徒とスタッフへの毎週のコロナ検査を、ワクチン接種の有無に関係なく、1月いっぱい行っていく方針。2月からは、ワクチン未接種の生徒のみに対し、毎週のコロナ検査を義務付ける。