修復・清掃でマッカーサー・パークを閉鎖、ホームレス撤去へ(10/15)

【ロサンゼルス15日】ホームレス問題が深刻なロサンゼルス市のマッカーサー・パークが15日から、メンテナンスと清掃作業のために、10週間ほど閉鎖されることが発表された。

 同エリアを管轄するギル・セディージョ市議の事務所によると、今年1月以降、マッカーサー・パークで生活していたホームレスら197人が、LAホームレス・サービス機関などの援助で屋内施設へ入居した。15日時点でパーク内に残るホームレスの人数は不明。

 今年3月には、大規模なホームレス撤去作業が実施されたエコ・パークで、これに反対するデモが起き、180人以上の逮捕者が出た。市当局は、この時の二の舞とならないよう、慎重に作業を進めている。

 ロサンゼルス市のホームレス問題は依然深刻で、ホームレスを一時的に居住させる「タイニーハウス村」が市のいたる所に建設されている。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。