【ロサンゼルス14日】ビル・クリントン元大統領(75)が、オレンジ郡のアーバイン・メディカルセンターに入院していることが、広報担当者により14日に明かされた。
広報担当者によると、クリントン元大統領は12日夜、疲労感を訴え、集中治療室(ICU)に入院した。尿路感染症が血流に広がったためで、新型コロナウイルスには無関係だという。
2日間の入院の結果、白血球数は減少傾向で、抗生物質による治療が効果を上げており、じきに帰宅できる見通し。
クリントン元大統領は、「クリントン基金」の催しのため南カリフォルニアに滞在中で、14日夜には、経済問題についてのパネルディスカッションにモデレーターとして参加する予定だった。
クリントン元大統領は、2004年に心臓のバイパス手術で入院している。