【ロサンゼルス17日】長年にわたる計画を経て17日朝、ロサンゼルス・クリッパーズのホームアリーナ新設に向けた起工式が、イングルウッドで行われた。総工費18億ドルの新アリーナは、名称が「Intuit Dome」となることも発表された。2024-25年のシーズン開催を目指す。
起工式には、クリッパーズのオーナーのスティーブ・バルマー氏、スター選手のカワイ・レナード氏、ポール・ジョージ氏、ヘッドコーチのタロン・ルー氏、ジェームス・バッツ・イングルウッド市長らが出席した。
AP通信によると、新アリーナの総工費約18億ドルは、全額が民間資金。アリーナには1万8,000席が設けられ、熱狂的ファン用のシートや、2サイドの巨大スコアボードを設置。広さ8万平方フィートでフルサイズ・バスケコート付きの屋外プラザなども併設される予定。
「Intuit Dome」の建設案は昨年夏、イングルウッド市議会で全会一致で承認された。「SoFi Stadium」と、バルマー氏が2020年に4億ドルで購入した「The Forum」とは目と鼻の先にある。クリッパーズは、レイカーズと、ステイプルズ・センターを共用していた。