同時多発テロから20年、LA郡消防隊員らがバイクでグラウンド・ゼロへ (9/8)

【ロサンゼルス8日】アメリカ同時多発テロから20年となる11日を目前に、犠牲になった同志をたたえ、ニューヨークのグラウンド・ゼロを自転車で目指しているロサンゼルス郡消防隊員らの旅がゴールを迎えようとしている。

 旅をするのは、ロサンゼルス郡消防隊員らを含む「Fire Velo Club」のメンバーで、サンタモニカ・ピアを8月1日に出発し、約3,300マイルを横断中。消防活動に充てる10万ドルの寄付集めを目指し、チャリティー活動も行なっている。

 同時多発テロで救済活動にあたったニューヨーク市の警官と消防隊員らのうち、テロ後のがん発病などで命を落とした人は400人を超えている。「Fire Velo Club」は、同時多発テロの現場で有毒ダストなどを吸い込み、がんを発症するファースト・レスポンダーが多くいることへのアウェアネスも高めたい、としている。

 

 
 
 

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