求人を出したのに、応募がまったく来ない。アメリカで採用を担当していると、この壁に一度はぶつかります。給与を上げても、募集を出し直しても反応がない。そうなると「うちの会社に魅力がないのか」と落ち込みがちですが、原因はもっと単純で、しかも直せるものであることがほとんどです。
この記事では、アメリカの日系企業で応募が来ないときに考えられる4つの原因と、それぞれの解決策を整理します。カリフォルニアに限らず、全米のどの州で採用していても当てはまる内容です。
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応募が来ないのは「企業の魅力」より「届け方」の問題
最初に伝えたいのは、応募が来ない原因の大半は、企業そのものの魅力ではなく、求人の「届け方」と「見せ方」にあるということです。
採用がうまくいかないと、つい待遇や知名度のせいにしてしまいます。しかし実際には、そもそも求人が適切な人に届いていない、届いても応募を判断できる情報がない、というケースが非常に多い。以下の4つの原因は、いずれも大がかりな投資なしに、今日から見直せるものです。
原因1:探す対象を「在米の日本人」だけに絞っている
一番多いのがこれです。日本語ができる人を求めるあまり、無意識に「在米の日本人」だけを母集団にしてしまう。
在米日本人の数は限られているため、そこだけを狙うと候補者はすぐに枯れます。ここで発想を変えて、母集団を「日本語が話せる人」「日本が好きな人」まで広げると、状況は大きく変わります。日系二世三世、日本への留学経験者、日本のアニメや食が好きで日本語を学んだ現地の人。この層は在米日本人よりはるかに多く、就労の制限も少ないケースが目立ちます。
この「母集団の広げ方」は、それ自体が大きなテーマです。詳しくは別記事の「アメリカの日系企業がバイリンガル人材を集める方法」で解説しているので、あわせて読んでみてください。
原因2:求人票が曖昧で、応募者が「自分が対象か」判断できない
求人が見られているのに応募につながらない場合、求人票の書き方が原因のことが多いです。
とくに抜けやすいのが、日本語レベル、ビザサポートの有無、給与の3点です。「日本語ができる方」とだけ書かれていると、応募する側は自分が対象かどうか判断できず、そのまま離脱します。日本語レベルは「ネイティブ相当」「ビジネスレベル」「日常会話レベル」のどれが必要かを明記する。ビザサポートは「あり」「なし」「応相談」をはっきり書く。給与も範囲で示す。これだけで、応募のハードルが下がり、かつミスマッチな応募が減るので、選考の手間も軽くなります。曖昧な求人は、応募者を迷わせて取りこぼしているのです。
原因3:自社の「働く魅力」を伝えられていない
これは見落とされがちですが、とくにアメリカでの採用では効きます。給与や勤務条件だけで勝負すると、大手や高時給の企業に埋もれてしまう。しかし日系企業には、条件以外の魅力があります。
日本が好きな現地人材にとって、日本文化に日常的に触れられる職場、日本語を使える環境、日本式の丁寧な仕事の進め方は、それ自体が働く動機になります。とくに飲食や小売では、時給の数字だけで比べると不利に見えても、「日本の食文化に関われる」「日本語を活かせる」という魅力を打ち出すと、日本好きのライト層に響きます。彼らの多くは、日本文化への入り口として「食」に強い関心を持っているからです。
求人票に、給与や業務内容だけでなく、「この職場で働くと何が得られるか」「どんな日本文化に触れられるか」を一言添える。それだけで、条件だけでは動かなかった層が反応し始めます。自社の当たり前が、日本好きの現地人材には強い魅力に映ることを、忘れないでください。
原因4:掲載場所が、狙う人材の集まる場所と合っていない
最後は、そもそも求人を出す場所の問題です。
大手の総合求人サイトは求人数が膨大で、「日本語話者」というニッチな条件は、その他大勢に埋もれてしまいます。狙うべきは、すでに「日本に関心がある人」が集まっている場所です。日系コミュニティメディア、日本文化イベント、日本語学習者が集まる場。母集団の密度が高い場所に出すほど、同じ手間でも応募の質と数が変わります。
とくに、カリフォルニア以外の州で採用している企業は、地元の日系媒体が手薄なことが多く、掲載先探しに苦労しがちです。実際、日系メディアが運営する求人サービスには、ロサンゼルスやトーランスだけでなく、ラスベガス、シアトル、サンディエゴ、ニューヨーク、テキサスなど、全米各地からアクセスが集まっています。日本とつながりのある人材は全米に散らばっており、その層に届く場所に出すことが、応募を得る近道です。
4つを一度に解決する方法

ここまでの4つ、つまり母集団を広げ、求人票を明確にし、自社の魅力を伝え、日本と接点のある層に届ける。これらを一度に満たす掲載先の一つが、弊社日系メディアの運営する求人サービス「Japanese Job Listings」です。
日英両語で掲載でき、日本語レベルやビザサポートを明記する項目があらかじめ用意されています。文章作成はAIがサポートするため、魅力を伝える求人票も手軽に作れます。配信はメールマガジンやSNSで毎週行われ、ロサンゼルスの日系情報誌「Weekly LALALA」と、日本文化を英語で発信する「JapanUp!」を運営する我々だからこそ、全米の日本好き人材に届きます。
「応募が来なかったら」という不安への答え
とはいえ、はじめて求人を出すときは「本当に応募が来るのか」という不安がつきものです。Japanese Job Listingsでは現在、その不安に応える期間限定キャンペーンを実施しています。契約期間内に応募が1件も入らなかった場合、掲載を30日間無料で延長します。
実際には、掲載求人には継続的に応募が入っています。オフィス事務職で7件、日系飲食店で11件など、業種を問わず応募が発生しています。それでも万が一0件だった場合には期間を延長するため、はじめての掲載でもリスクを抑えて試せます。月額190ドルから掲載でき、初期費用はかかりません。キャンペーンは期間限定のため、検討中の場合は早めの申し込みがおすすめです。
まとめ
応募が来ないとき、まず疑うべきは企業の魅力ではなく、届け方と見せ方です。母集団を広げ、求人票を明確にし、自社ならではの魅力を伝え、日本と接点のある層が集まる場所に出す。この4つを見直すだけで、これまで届いていなかった人材から応募が入り始めます。
掲載のお申し込み、およびキャンペーンの適用条件については、以下のページからお問い合わせください。
◯Japanese Job Listings掲載のお申し込み・お問い合わせ
https://japanesejoblistings.com/entry/
よくある質問(採用全般)
Q. 給与を上げれば応募は増えますか。
A. 給与は要因の一つですが、それだけでは解決しないことが多いです。求人が適切な人に届いていない、求人票が曖昧で判断できない、自社の魅力が伝わっていない、といった原因の方が大きい場合があります。まずは届け方と見せ方を見直すことをおすすめします。
Q. 飲食店の採用は特に難しいと感じます。
A. 飲食は時給や条件だけで比較されやすく不利に見えますが、「日本の食文化に関われる」「日本語を活かせる」という魅力を打ち出すと、日本好きの現地人材に響きます。条件以外の価値を求人票に加えることが、応募増につながります。
Japanese Job Listingsについてのよくある質問
Q. カリフォルニア以外の州でも採用できますか。
A. できます。Japanese Job Listingsには、ロサンゼルスやトーランスだけでなく、ラスベガス、シアトル、サンディエゴ、ニューヨーク、テキサスなど全米各地からアクセスがあります。地元に日系媒体が少ない州ほど、全米に届く掲載先の価値は高くなります。
Q. 英語での求人作成が負担です。
A. Japanese Job Listingsでは、日本語で入力した内容をもとに、AIアシスタントが英語の求人文の作成をサポートします。英語での求人作成の手間を理由に候補者層を狭める必要はありません。
Q. 掲載して応募が来なかったらどうなりますか。
A. 現在、契約期間内に応募が1件も入らなかった場合、掲載を30日間無料で延長する期間限定キャンペーンを実施しています。実際には掲載求人に継続的に応募が入っていますが、はじめての掲載でも安心して試せるよう用意しています。適用条件の詳細はお申し込み後にご案内します。
「Japanese Job Listings」は、全米の日系企業の求人を日英両言語で掲載する求人サイトです。日本が好きな人材と、日系の職場をつなぐお手伝いをしています。
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