カリフォルニア州で速度違反一斉取り締まり 24時間の“最大警戒態勢”を実施(4/29)

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【ロサンゼルス28日】カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)は、州内全域で速度違反を重点的に取り締まる24時間の「最大取締期間(Maximum Enforcement Period)」を開始した。交通事故の増加を受けた対策で、当局はドライバーに対し減速と安全運転を強く呼びかけている。

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今回の取り締まりは4月28日午前6時から29日朝まで実施され、州内の高速道路や主要道路に通常以上の警察官が配置される。警察は制限速度の超過だけでなく、天候や交通状況に対して危険な速度で走行するドライバーも取り締まり対象とする。

この措置の背景には、速度超過による事故の深刻さがある。CHPによると、2025年には速度が原因とされる事故が11万件以上発生し、400人以上が死亡、約6万8千人が負傷した。また同年、速度違反による摘発は49万件以上に上っており、依然として重大な交通問題となっている。

当局は「スピードの出し過ぎは反応時間を奪い、事故の被害を大きくする」としており、ドライバーに対し「減速は最も簡単で効果的な安全対策」と強調している。

今回の一斉取り締まりは単発の対策にとどまらず、近年進められている交通安全強化の流れの一環でもある。州では、時速100マイル(約160キロ)以上の重大な速度違反者に対し、免許停止などの措置を迅速に進める制度の試験運用も行われている。

当局は今後も同様の取り締まりを継続する方針で、「時間帯や場所に関係なく、危険な速度は常に取り締まる」として警戒を強めている。今回の措置は、増加する交通事故の抑制に向けた重要な取り組みとして位置付けられている。

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