Macy’sが全店舗の約30%にあたる150店舗を閉鎖へ(2/27)

【ロサンゼルス27日】百貨店チェーン「Macy’s」は27日、経営が悪化している国内の150店舗を今後3年間で閉鎖する予定だと発表した。これは全店舗の約30%にあたる。

 これに伴い、高級ブランドである「Bloomingdale’s」と「Bluemercury」の拡大に注力する予定だという。閉鎖予定の店舗についての詳細は公表されていない。

 「Macy’s」は、今後1年間で50店舗を閉鎖し、経営を継続させる予定の350店舗の活性化を目指す。

 「Macy’s」は先月、投資会社「Arkhouse Management」とそのパートナー「Brigade Capital Management」からの58億ドルの買収提案を拒否した。金融会社は、「Macy’s」の数十億ドル規模の不動産ポートフォリオに注目しており、株式市場で過小評価されているとの声もある。

 「Bloomingdale’s」を9年間率いた後、今月「Macy’s」のCEOに就任したトニー・スプリング氏は、「不採算店舗の閉鎖計画で、顧客サービスと商品ラインナップの刷新に重点を置き、これが最終的には「Macy’s」の売上を安定させることにつながる」と述べた。

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