【ロサンゼルス30日】1月26日のワシントンポスト紙に掲載された記事が大きな話題を呼んでいる。整理整頓のカリスマとして知られる「こんまり」こと、近藤麻理恵氏について書かれたものだ。これを書いたジ
ャーナリストはJura Koncius氏(原文は下記参照)。
こんまりは昨年11月に、アメリカで書籍を出版している。本のタイトルは、『Marie Kondo’sKurashi at Home: How to Organize Your Space and Achieve Your Ideal Life』というもので、日本語版は未発売。Koncius氏はこの本の内容に関して記事を書いており、これが話題となっている。
「近藤氏は3人目の子供を産んだ後、人生が大きく変化し、うわべの整理整頓は後回しになったといっている。最近おこなわれたウェビナーでは、通訳を介して『私の家は散らかっていますが、私の時間の使い方は、人生のこの時期、この段階にとって正しい方法なのです』と語っ
た。さらに彼女はこう続ける。『これまで私は掃除のプロだったので、いつも家をきれにしておくことに全力を尽くしてきましたが、いい意味でそれは諦めています。今、私にとって大切なことは、家で子供たちと過ごす時間を楽しむことだと実感しています』と話しているのであ
る」。
片付けのスペシャリストの考え方のこの変化は、アメリカで驚きをもって受け止められたようだ。それだけ、こんまりは世界で認知を得ているということの証左でもある。
こんまりの最新作『Marie Kondo’s Kurashi at Home』のなかで、彼女は何が自分を幸せにするのかに基づいてリズムやルーチンを作ることを奨励しており、インスピレーションを与える125枚以上の穏やかな写真とともに文章が掲載されている(しかしほとんどは彼女の家からの写真ではないが)。
この著作は、ロサンゼルス市内の公立図書館にもすでに置いてある。気になった方は手にとって読んでみてはどうだろうか。
原文↓